界面活性剤とは?
生活排水を考えたときに、真っ先に思い浮かぶのが洗剤。
汚れが落ちる、ふんわり仕上がる、香りが持続する、値段が安い・・・そんな基準で私たちは洗剤選びをしています。
早速、私も家にあった洗濯洗剤のラベルに注目してみました。すると、主成分として
すべての洗剤に界面活性剤と入っています。その後には、安定化剤にpH調整剤、分散剤と
化学薬品のような難しい名称が次々と並んでいます。
考えてみれば、日ごろ気にすることと言えば、泡立ち、泡切れ、油汚れへの効果
そして意外と重要視していたのが香りではないでしょうか。
洗剤の主成分とされている界面活性剤とは、その分子内に水に馴染みやすい部分と、油に馴染みやすい部分を持つ物質のことで、その分子の特性を生かして洗剤の材料として多く使用されています。
要は、洗剤で言うと、汚れを落とす働きをする成分のことです。
界面活性剤と合成界面活性剤
界面活性剤は、水と油を混ざり合わせようとすると、時間に関係なくしっかりと交じり合うことなく分かれます。
分かれたその境目のことを界面と言いますが、界面活性剤は、水とくっつくものと汚れなどの油と
くっつく性質を持っているために、その作用から、油分を含む汚れを包み込んで一体化した分子を、
水と一体化した分子がさらに大きく包み込み、最終的には水と一緒に流していく仕組みになっています。
肌に悪いものではありませんし、石けんだって界面活性剤になるのです。
界面活性剤のうち、脂肪酸ナトリウム、脂肪酸カリウムをを「せっけん」と呼び、
それ以外が「合成界面活性剤」と呼ばれます。
一般で販売されているいわゆる「せっけん」も、化学添加物が入っており、多くが「合成洗剤」となってしまいます。
これに対し「せっけん」が97%以上の物を「純せっけん」と言い、区別しています。
私達自身への影響
それでは、実際、人に対しての影響はどうなのでしょうか。
合成界面活性剤は身体のたんぱく質を壊すと言われています。
アトピー・手荒れ・湿疹・かぶれなどが、合成界面活性剤の人体に対する影響として挙げられているようです。
体内では、吸収されてしまうと、肝臓でも分解することができず
肝臓の細胞を破壊するために引き起こされる肝臓障害、発ガン補助、血液成分の減少
等の症状を引き起こすと言う説があるようです。
洗濯物からは汗や空気中の水分で再び溶け皮膚から体内に吸収されますし、
食器に残ったものは食物を通じて口から体内に吸収されます。
合成界面活性剤を使ったものは、このようにして様々な方法で体内に吸収されることとなります。
肌に触れるものを気にするように、自然への影響も気に留めておきたい。
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