ふつうに暮らしているだけなのに・・・。
そんな風に思いがちだけれど、意外と家庭からの生活排水が、地球の中で大きな問題のひとつ、
水環境に影響しているようです。
中でも、台所からの生活排水が、全体の約40%とか!
そこで、普段の台所での水の使い方を振り返ってみると・・・

例えば、おわん1杯のみそ汁を台所の排水溝に流せば、魚が住める水に戻すためには浴槽約5杯ものきれいな水が必要となり、20ml(コップ1/10)のてんぷら油を流せば、200杯もの水が必要になります。
私たちにとって、快適で安心な暮らしを求める気持ちと同じように、自然を大切に思う気持ちも、やっぱり大切。
もしかしたら、ひとりひとりのちょっとした心がけ次第で、地球にいいこと、自然にいいことができるのでしょうね!
■台所でできる生活排水対策
“生活排水対策”っていうと、ちょっとなんだか難しそうとか、面倒くさいようなイメージがあるのでは?
いえいえ、そんなに堅苦しいものではなくて、ちょっとしたふだんの心がけで実践できるものがあります。
一緒に節約にも繋がれば、やる気もますます出てきますよね!
今日からできる、台所でのこんなこと。
●残った材料や料理は捨てずに活用。
冷蔵庫のチェックもマメにすると、忘れてた材料を突然見つけることも防げます。
●使い回せないラップやアルミホイルだって、大切な資源。使い終われば、ただのゴミに・・・。
ふたがついている密閉容器を使うのも、ひとつの手段。
●だしっぱなしの水道代は、なんと1分間でコップ30杯以上の水の無駄になる。
食器を洗うときに、水を出し続けない道具として洗いおけが便利。
●まな板は、汚れがつきにくいものから調理を始めれば、洗う回数も少なくてすみます。
●汚れのひどい食器や油は、いらない布や新聞紙で一度ふきとってから。
スポンジもベタベタしないし、すすぎの水も洗剤も少量でOK!
節約もできて、自然にもやさしく
●三角コーナーや排水溝用の水切りネットで、できるだけ余計なものは流さずキャッチ。
●洗剤がいらないスポンジやたわしを賢く活用。
●米のとぎ汁は、栄養たっぷりの肥料になります。
捨てればただの生活排水の一部になってしまうけれど、使い方次第で
こんなところにもリサイクル。
●調理クズは庭木の肥料に。土へ還してあげましょう。
●もちろん、食べものはムダに作らない、飲みものは必要以上に注がない、これは基本。
ちょっと気軽に楽しみながら、地球環境を考えてみると、意外と今日からできるものが見つかるかもしれません。
界面活性剤の量として、台所で食器に残った量・洗濯の後の衣類から皮膚へと吸収される量などの
家庭用洗剤の皮膚からの浸透量はおよそ0.53%であり、食べ物に付着したもの等の合計は
多くとも14.5mgと言われています。
この量は、体重50kgの場合の最大無影響量のおよそ1000分の1に相当しますが
催奇性や発がん性などの性質もなく、日常の生活において界面活性剤による健康被害を受ける
ことはほとんどないと言えますが、すぐさま影響は出なくても、蓄積されていくことは変わらないようです。
そう考えてみると恐い話で、人によっては、合成洗剤が肌荒れの要因とも言われていて、
主婦の手荒れもその部類に入ります。
それにしても、工場排水に対しての規制が進む中、一般家庭への規制がおざなりになっているのは
まぎれもない事実なのです。